読めなくなりたくないのに
- 作者: 武内直子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/05
- メディア: コミック
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もし面白くなかったとしてもいいや!ときらきらとピンクに光る表紙ににまにましながら購入したんですが、感想…を書こうにも何だかまともに読むことすら私には出来なかった。何なんだろうこのノリ。でもセーラーVもこんな感じだったかな、とかすかに思い出されるものがありつつも、読むのが本当に困難だった。通して読み終えるのに5回くらい本を閉じて、6回目くらいでやっとだった。しかも2日がかり。しんどかった…。こんなこと初めて。普通つまんなくても読めてしまうのに。絵だけ見てたよもう。
原因は、単純につまらないとかじゃないんだと思うんだけど、まずテンションが高くてついていけない。「13年間彼氏がいない」ことにコンプレックスを感じる主人公からして感情移入できない。口癖は「超ピンチ!」って…。あと全体的にセリフが言語崩壊を起こしていて頭が痛い。かわいいものとか、女の子の夢なんかが、描きたいものの中にあるんだろうというのはシュガルンと同じで、とてもいいと思うんだけど、シュガルンと違って大人には読めません。きっと小学生は楽しんでいるのだろう。でもあんまり言葉遣いは真似してほしくないな。
でもあとがき漫画は富樫先生との生活ぶりが伺えて面白かったです。ここだけは小学生のものじゃないわ、と思いました。