大学三年生

あのあとなんとかレジュメも完成し、無事発表も終わりました。しばし自由の身です。嬉しい!それにしても本当にしんどかった、今回…。
グループでの研究発表って、自分ひとりだけじゃないからこそ発見される問題がいっぱいでてきて、そんでまたどんどん掘り下がっていくのがもう面白い!はずであるわけですよ。本当は。もうひとつの方の授業での発表グループには恵まれていて、前期も後期も勉強させていただきましたが、こっちはひどい。しかも前・後期同じメンバーでさ…。なにせ私だって出来ないのに私より出来ないひとがふたりもいたって、1ミリも発展しない話し合いにうんざりするばかりですよ!お前ら文学部で四年間も何してたんだよ!!前期で先生にやんわりダメ出しされて、死ぬほどヘコんだ(浮上するのに一ヶ月以上かかった)のなんて私だけなのね!!とまた後期変わらぬふたりを見て思いました。結局問題提起も発展も処理もまとめもレジュメ作成も私がやったっつーの…。出来ないって言ってるのに(ふたりには言ってないが)!!悪いひとたちじゃないんだが…、むしろ三人でおしゃべりしてしまってそれが止まらない。そんでふたりも別にサボってるわけじゃなくて、ほんとにどう考えていいか分からないらしいの。いや!分かるよ!だって私もそうだもん!でも私は学ぶ快感を知っている。とか言ってみたい。いや言う。うん、そこが違いではないかと。
私が知りたいことに辿り着かせてくれるような授業をしてくれる先生に、私は大学に入っていまのところ三人出会っていますが、そうやって、そうそうそれが知りたかったのよーー!とか、あっそうか!とか、すごい…とか感動したりするわりに、私はやっぱり先生の言っていることのいくらも分かってないのではないかと思います。普通に何言ってるのか分からないこともあるし、意味は分かってもピンとこないこともあるし、そんで「わかった!」とか思っちゃったのがまた曲者で、本当には分かってなかったり。でもまた勉強して考えていくうちに、「あ、あれってこれのことか」とか「しまった!浅い理解をしていた!」とか気付いていく。たまらないのそれが!そもそも惹かれている時点で、自分にはその授業を理解する素質があるのだと思うし、何年かかったってあきらめたくない。その授業の単位を取得しても大学を卒業しても、きっと私はずっと考えていく。先生たちと同じとこに立って、世界を見てみたいです。でもそれは無理かなあ…先生たちと同じに、文学研究を仕事にしないと。さすがにそこまでの覚悟は出来ない。ていうか能力がない。
それで今回は、前期に全然出来てない自分を見せつけられた甲斐あって、「レジュメはよく出来てるね。分かり易い」ってほめられました。「三人の仕事」になってると思うけど別にいいよ…。十分報われた気持ちです。一年通して(三回休んだけど)その授業で誉められたひとみたこと無いし。わーい。しかしこれまだ年明けにレポート提出が残ってるのが気がかりではある。うーんうーん。…たすけて文学研究の神様!!でも今回担当した作家が面白くてねー。いや作家もすごいんだけどまたその研究論文が面白くて。やっぱり文学が一番面白いです。