可愛さは誰のために

年末ごろぬかさん(id:nukadoko)にらぶい色のネイルを教えてもらって、左手に塗らせてもらいました。パールとかの入っていないのシンプルなピンクベージュで、色はほとんど爪の色と同じなんだけど、薄く粘膜が張ったようで、えろい。確かに爪先だけえろい。つまり女子としては「これだわ!」という色のマニキュア。
なんだけどでもこんなさり気なくえろい爪で攻めていきたい相手がいま周りにいないんですけど…だから意味無いもん…とついぼやいたら、ぬかさんに、
「いいんだよ!(アピールする相手は)特定の誰かじゃなくて!」

「周りのひと全部に振りまけばいいじゃん!」
と言われました。そう、そうですよね!女子は全てのものに対して可愛くあっていいんだよ、ということですね。私もはっと思って、
「そうだった!女子の可愛さはひとりひとり、ぐろーばるでなければいけないわ!」
と叫びました。ええ叫びました。むしろ可愛くなくてはいけないのだ!(何度も言うけど造型の話じゃない)。分かってたのに忘れてた。みんなも忘れないように。女の子がみんなそれぞれにとっても可愛かったらそれって…しあわせ。しあわせだし平和。
でもそれは難しいことなのかもしれない。

女子にとって女子であることはきちんと自覚され、謳歌されるものであってほしいと切に願います。
勿論好きなひとや大切なひと(相手は異性でも同性でも)のために「きれい」や「可愛い」を目指すのが本当で、万人が肯定してくれるなんてのは無理だし目指す必要も無いけれど、でも本当の「きれい」「可愛い」っていうのは、個人個人の趣味嗜好を越えたところにあるというのもまた本当だ。
やっぱり「清潔感」とか、ひとを不快にさせないとかの基本的なところを含めて、受け手の無意識に入り込むくらいさり気ない「きれい」って、最強だと思う。

顔の造りだとどうしても、受け手それぞれの好みが強くなってしまうけれど、肌や、髪や、指先に宿す「美しさ」は普遍的なものになれると思う。個人も時代も、きっと越える。
そのポイントは、多分「艶」…かなー…と思う。うん。
肌と髪は長期戦なところがあるけど、指先は手入れすると効果が早いので普段まともにやってないという人はさっそくハンド&ネイルケアに着手にして「きれいになる」にカツを入れてください。私も頑張ります。
特定の相手はいまいないけども。