蟲師「天辺の糸」

今まで少し想像しづらかった「蟲」を、アニメーションで見ること出来るのがアニメ化で一番嬉しいことかもしれない。勿論それだけでなく素晴らしい出来だけども。
最近、木の枝の先や、建物の隙間、天空、とか、あのあたりに、蟲の姿を想像してしまったりする。漫画読んでただけの時は、考えたことなかったのに。
今日の話に出てきた、蟲の大群からなる光脈筋が、すっごく綺麗で、何だか本当に見たような気になってしまった。

でもあれは、やっぱり長く見つめるにはよくないものなんですね。あんな綺麗なのに。見入っちゃって仕方ないのに。蟲とのお付き合いは、見えるにしろ見えないにしろ、好きにしろ怖いにしろ、本当に難しいようです。実感した(実感て)。まあ多分私は見えない人だと思うけどね!(本気でがっかり)。
今日の「吹(ふき)」も、大分、危うい子でしたね。でも、最後は人間側にきちんと戻れてよかった。いいだんなさんと、あれからきっとずっと一緒に暮らしたんだろう。「一夜橋」みたいなのは悲しいから、幸せになれて本当よかった。