夜散歩と異文化コミュニケーション

5月から続いている、妹とのウォーキングを兼ねた散歩は、現在週1ペースに落ち着いている。妹がバイトを始めたのであんまり出来ないのが残念。
でも最初のうちは1時間歩いて帰ってきたらもうふたりして「足が重い…」とか言ってたのに、いまや2時間くらいは平気。疲れないし。家周辺の四方八方を歩き尽くした。
今のお気に入りは、隣駅まで行って素敵なコンビニ(ナチュラルローソン)*1を覗いて帰ってくるという1時間コース。

その前は、少し遠めの公園まで行って、ブランコに乗ったり*2、鉄棒で久しぶりに坂上がりをしてみたりして童心に帰る1時間半コースがはやっていて、これには上の妹もたまに参加していた。
ほかにも、新しい公園発掘に勤しんだり、神社や寺院を探したり、猫に会ったり、高級住宅街に興奮したり道に迷ったりしながら、正しい歩き方を意識しつつ着々と基礎代謝を上げてきた(そうだそれが目的だった)。

だいぶ体力ついたなあと思う。
それにしてもやりにくいのは、散歩中だというのにたまに男に声を掛けられることだ。非常に居心地が悪い。すべて妹目当て。そのとなりにいる謎の女子(私)はほぼスルー。
特に昨日会ったのは強烈だった。すれ違う時にものすごく妹のことを見ていたので気持ち悪いわあでもこの子可愛いからしょうがないね、とか思っていたら、すれ違ったはずなのに10分後くらいにコンビニの前でばったり会って、すごい勢いで話しかけてきた。「ねえ何してんの」「すげー可愛いと思って」「このへん住んでんの」「ケータイ教えてくれない」

私はふたりの間に挟まって歩きながら、なんだこれ…と思って黙っていた。そしたらさすが妹は、
「あー彼氏いるんで」
「なんだよまじかよ」明らかにヘコんで引き下がる男。
見事な一刀両断だった。やっぱそれ効くね!と言ったら妹は、「普通のギャル男とかだったらあれじゃだめなんだよ。遊びたいだけだから。でも今の人みたいなのはわりと、出来れば付き合いたいと思ってるらしいから、彼氏いるっていうのがいちばん効くんだよね」。へえええ。
ていうか慣れてんなあ…。感心する姉であった。

*1:普通のローソンとはもちろん違うのだけど、私の知る限りのほかのナチュラルローソンよりも更に徹底的なナチュラル指向が伺える

*2:ここの公園のブランコはちょうど良い重さで、激しく漕いでも頂点のところで「がっしゃん」っていわないところが良い