今日は桐生先輩とゴハンを食べて原宿をうろうろ。桐生先輩がかわいいワンピースを買っていた。ハイウエストのレトロな感じのワンピ。試着室から出てきた桐生先輩に、思わず「かわいい。すばらしい」と言う。
そのあと佐々木くん・鴻野くんと合流して、丸の内の丸善で開催中の「人・形」展を見に行った。
それぞれ、元は単なる「素材」が、「ひとがた」や、それに準ずるかたちを採るだけで、どうしてたちまち、そこにまるで魂の宿っているような気にさせられるのだろう。リアルな人形たちを見ていて、改めて不思議に思った。

小学生の頃、ただの布製のバッグになら遠慮なく刺せる安全ピンを、ぬいぐるみをバッグにしたようなものに刺すことには、ためらわれたことを思い出した。それがうさぎの形をしているだけで、刺したらかわいそうな気になったのだ。でもどうして?私たちは「ひとがた」に何を見るのだろう。
そのあとは渋谷でゴハン。四人でなぜか漫画のストーリーを考え合う。謎。