鴻野くんが実家の猫を撮った写メを付けて、メールをちまちまと送ってくる。にゃんこかわいい。
取るに足らない内容も、こういうスタイルも、前から変わらないけど、それを受け入れる私はぜんぜん違う。くっそなんのつもりだよ、とか、何を返したらいいのか分からん、とかそわそわしていた気持ちがずいぶん柔らかくなって、そっかー、ただ、メールしたいから、するんだな、ということが、分かった。分かりました。今までどうして…どうして今までそんなに肩に力が入っていたのかな。もはや分からない。分からないが、それが私だった。私はそうだった。

それはそれとして、楽しかった、な。でもこっちも面白い。いや、こっちの方が面白い。他者って面白い。


私も帰省中。
先日母親に会ったときに留年の話はしておいたが、何か改めて言われるだろうと構えていたら、誰も何も触れない。
それでも何となくそういう話題から遠い近況をテンション高く*1しゃべっていたら、

「そういやこの前テレビでベリーダンスっていうのやっててねぇ」と両手を脇へ上げて伸ばし、体幹を揺らす母親。「うん。こう?」素直に真似する娘(私)。
「そうそう。結構うまいね」「ふんふん」「ちょっとローラ東京で習ってきてさ、ママに教えてよベリーダンス」「…ええ?私やるならホットヨガがいい」「いやベリーダンスだよ。お金出すのはママ…いやパパなんだからさ」「そうだけど…」
「だってそれに、あんた(授業少なくて)暇でしょう来年」「…、うんまあ、ね…」(以下ベリーダンスの話題)
てどういう触れ方…!重点がベリーダンス。ライトだな…!いいんだ…!?ほんとにいいんだ留年…!?
のんきだなあ。

*1:3日間ひとりぼっちだった反動