火曜日は鴻野くんと会える、かもしれない微妙な曜日だ。授業を終えて駅へ向かう鴻野くんと、これから校舎へ向かう私は、後期中2度ほどバッタリ会ったことがある。
なので今日も、会えるかなー、会えないかなー、とそわそわしながら電車を降りた。どきどきした。どういう顔して会えばいいのか分からん!と、自分を見失っている状態に気付かない私。
あ、いた。いたけど遠い…
交差点のななめ向かい側に鴻野くんを見つけたけど、私は声を掛けようともせずに気付かないふりをしてとぼとぼ歩いた。
何でそっちから気付いてくれないのよう、と憤った。

勝手に悲しい気持ちになり、胸がひゅうっとした。が、すぐにばかばかしくなる。自分なんか気付かないフリしたんじゃんか。勝手に期待してがっかりするのはヤメロ。うん。でもせっかく会えたのに。むーん。

しかし今日は買い物に行く予定だったのでわくわくしていたのだった。授業が終わってから即行で東急とマルキューへ。可愛いインナーとアウターを買った。うふふふ。やった。あとリップとチークと洗顔料。ああ!お年玉(まだもらってる)万歳。