鴻野くんに、
「今度桐生先輩がうちに来るんだよ。ポンさんからもらった服あげるんだ!」
という話をしたら、19日はポンさんち、22〜23日かけてわこさんちの引っ越しのお手伝い、その前後に鴻野くんちに出入りなどしていたせいもあるのか、
「ローラさんは女性関係が派手だなあ」
と寂しそうに言うので、
「鴻野くんは佐々木くんとなら浮気してもいいよ」
と言っておいた。



それにしてもあの部屋の状態、さらにやらねばならない仕事があり、しかもほとんど寝てないという状況で、「荷造り少ししてあるから」(本だけ)「荷物少ないから大丈夫」(少なくない)「日付変わる前に終わらせたい」(終わらない)などと言えるわこさんの感覚に驚いた。私は、終わらなかったらどうしよう、とひとりでやきもきしていた。
たぶんわこさんのそれは、絶対に落とすだろう授業で全く焦れなかったり、確実に遅刻するのに微妙に急げない私の感覚と似ている。自分のことなのに見積もりが甘いところが。
どっちも駄目だ。
留年さえしなければ私ももっといばれるんですけどね(いばらなくていい)。
しかしああいう時にもああやってちゃんと料理するわこさんはすごい。私もふだんからもっと凝ったものを作ろう。


昨日は実家の脱衣所の棚を全てひっくり返し、50リットルのごみ袋二袋を捨ててやった。
私は掃除が好きだけど、いちばん気持ちいいのはやっぱり「捨てる」だな!と思った。捨てるものが無いなら無いでいいんだけど。
捨てる>掃除>片付け
の順番で大きい快感を得る私であった。