5月3日 フジファブリックライブ 日比谷野外大音楽堂

きゃーきゃー一時期狂ったように聴いていた(夏休みの課題は「TAIFU」のエンドレスと共にこなした)フジファブを生で観られて本当にぞくぞくしました。感情の おもむいたままに どうなってしまってもいいさ !もうちょっと「じめっ」とした感じを想像していた分、MCの明るさや、全体的にどーんと構えた男らしさが意外でした。でも本当は、そうなんですよね。生で見て初めて、やっと気付けることって多いなぁと思いました。

今までギターよりドラムの音が気になることが多かったけど、フジファブの場合、どうしてもギターが気になっていたのでここぞとばかりにじっと見たけど、遠いし、よく見えませんでした。ていうか、見たところで全然分からないですね正直。悲しいけども。
文章に、「書くひと」にしか分からないものがあるように、ギターにも、「弾くひと」にしか分からないものがきっとあるだろうと思います。

好きだなあ、とかかっこいいなあ、とか、そういうことを感じられることは確かに大事なんだけど、まずはそれでいいんだろうけど、弾くこともしないし、そんなに多くの音楽に触れてもいない私が受けとれるものは、圧倒的に少なくなるような気がします。
実際、すごいなーとは思えても、そのギターの何がどうすごいのか、ちゃんとは分からないんだもん、それってすごい勿体なさ。
それでも2年くらい前の私は、バンドだろうが何だろうがほとんどボーカルしか聴けていなかったので(ひどい)、その頃よりはずっと、音楽聴くのが面白くなったんですけど。

だからこそ、多分もっと面白くなるものなんだろうなあということが想像できて、いまそれを感じられないって、悔しいもんです。
話がライブから大分逸れましたが、どうせちゃんと書けないからいいや!フジファブリックはすごくかっこよかったです。でも私の感じることが出来ているよりよりもっと、きっと絶対かっこいいに違いないと思います。
音楽っていいなぁ。むしろずるい。音ずるい。あとやっぱりやっぱり、男子ってうらやましいです。