「ローラさんに対する気持ちが本当に恋なのか分からない」といまだのたまう鴻野くんに対し、先日、狭山・沢尻カップルによる尋問が行われたらしい。
以下は、ふたりによって整理されたところの、"鴻野くんの私への感情"であるのだけども、私はこれを狭山さんからのメールで読んだとき、耳まで熱くなってしまい、まいった。

・一緒にいると楽しい
・会えないと思ってた日に会えると嬉しい
・最近特に可愛いと思う
・触りたい
・ローラさんに誰かが触っていたら嫌だ
・性欲を、感じる
・彼氏ができたら嫌だ
・もっと仲良くなりたい

なんじゃそりゃー。
ええー…?!
それほどの感情が自分のなかにあるのに、鴻野くんはどうしてそれをなかなか「恋」扱いしようしないんだろうか!私はずっとその原因が私にあるのだと思っていた。主に、鴻野くん好みでない私の容姿に。
だけど、ふと、その態度が鴻野くんの誠実さの現れであるような気が、した。
それは、愛情というものに対する、相手に対する、そして自分自身に対する、誠実だ。そうだ、鴻野くんはそういうひとだ。

それと比べればあっという間に*1恋に落ちた自分は軽率だったような気もする。いや、しないけど。
私はここ3週間くらいの鴻野くんの視線に、今までにない優しさを感じていた。どうしよう、と思うくらい。だからこそ先週、「外見が…」とか言われてると聞いたとき、ショックで泣いたのだったっけね。あのときどれだけ悲しかったか、私はそのうち、いつか、鴻野くんに話すようなことが、あるかもしれない。

そんな鴻野くんは、狭山さんからの「一度ふたりで出掛けてみたら」という提案を受け、私をデートに誘おうと思っているらしい。この前私と話した、東京タワーの水族館あたりに、とか。
私はそれを話半分で聞いていて、とくに期待していなかったのだけど、ほんとに昨日、ふたりでいるとき、東京タワーとか、博物館の話をふってきたので、私は内心驚きながらも、面白くてしょうがなかった。
女の子をデートに誘うとか、誘おうとするとか、今までしたことないだろうにいままさにこの男の子は…!みたいな(ひどい)。

結局、「一緒に行きませんか」のひと言が言い出せない鴻野くんを、私は最後まで、「カワイイ…」と思うだけで、「一緒に行こうか」と言ってあげられなかった。
もちろん私だって照れてしまって、というのもある。だけど、なんかちょっと、鴻野くんも少しはつらい思いでもすればいいのよ、とか、思ってしまったり。つい。でもそういうの、意味がない。だめだなあ。
私は鴻野くんを、とても大事にしたい。だから大事にしてほしい。だから大事にしよう。そう思う。

*1:それでも意識しだしてから3ヶ月かかったけども